Vol.53|「相続」|相続について考えることの重要性|静岡市清水区の遺言・相続相談専門行政書士が概説

コチラでは、遺言書や相続手続きなどについて解説しております。

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相続について考えることの重要性

「相続対策」と聞くと、「資産の多いお金持ちが考えることで、ウチには関係ない」などと思う人が多いと思います。

果たして、本当に関係ないものなのでしょうか?

この見立ては、正解でもあり、不正解でもあります。

不正解ってどういうこと?と思った方に向けて。

今回は、「相続について考えることの重要性」について概説します。

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確かに、資産の多いお金持ちは、相続財産が高額になり相続税も多くかかる可能性があることから、対策を考える方は少なくないと考えられます。

このことは同時に、次のことが言えると思います。

「財産が多いお金持ちほど、(顧問税理士や弁護士などがついていて、)揉めない為の対策をしている」。

実際、こんな統計結果があります。

遺産分割協議がまとまらず、家庭裁判所の手に渡った案件(遺産分割調停事件)の内、遺産総額が5000万円以下の事件が、全体の約76%、その内1000万円以下の事件が約33%にも上るという統計結果です。

ここからわかる通り、相続で揉めるのは、決してお金持ちだけではなく、むしろ一般家庭にこそ起こり得る問題であるということが言えます。

相続で揉めると、(争いの程度にもよるでしょうが)精神的にも疲弊し、人間関係も破壊してしまいます。

これまでの良好な関係が、まるで嘘だったかのように、修復不可能な状態にまで発展するケースも沢山あります。

一度壊れた人間関係は、話し合い(遺産分割協議)が結果としてまとまったとしても、それをきっかけに簡単に元に戻せるようなものではありません。

誰しも、相続人となる家族が、自分の財産のことで揉めることを望むものではないと思います。

揉めないように、また、生きている間にする最後の仕事(イベント)だと捉えて、考えてみることをおススメします。

そしてそれをするのは、半年後?〇〇年後?

いいえ。

「今」です。

年齢を重ねれば、それだけで認知症になるリスクが上がります。

判断能力を失えば、自らの責任で有効な相続対策を立てることが出来なくなってしまいます。

決して、考えるのに早すぎるということはありません。

ご相談には、当事務所がいくらでも乗ります。

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今回は、「相続について考えることの重要性」について概説しました。

遺言や相続に関することって、知っているようで知らなかったり、曖昧だったりすることが意外と多いと思います。

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