Vol.71|「相続」|相続トラブルで多いもの|静岡市清水区の遺言・相続相談専門行政書士が概説

コチラでは、遺言書や相続手続きなどについて解説しております。

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相続トラブルで多いもの

「相続トラブルで多いのは、どんな内容でしょうか?」

この問いに回答します。

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意外かもしれませんが、相続でもめる場合、決して財産が多いから揉めるのではなく、財産が少なくて揉めるケースが多いのです。

それは司法統計からも明らかで、調停・審判など家庭裁判所で争いになったもの内、

財産額が1000万円までの割合は全体の33%
財産額が1000万~5000万円までの割合は全体の43%

となっており、0~5000万円の財産で争いになったケースが、全体の76%を占めています。

比較的財産額が低額の場合、財産のほとんどが不動産で、その分け方で揉めるケースが多いのです。

このデータは、あくまで裁判所に持ち込まれた事件数をベースにしたものであるので、実際にはこの何倍もの争いが起きているものと思われます。

また他のデータでは、相続トラブルの原因が「不動産が含まれていたことによるもの」との回答が全体の40%を超えていたり、何らかのトラブルがあった相続で、「遺言書が無かった」との回答が、全体の70%を超えている、といったデータもあります。

ここから、

・不動産がある相続は揉める可能性が高い
・遺言書等でトラブルに備えることが重要

といったことが分かると思います。

「ウチは財産が少ないから関係ない・・・」と思っている方ほど、現預金が少なく財産の殆どが自宅土地建物という、対策が必要なケースかもしれません。

とは言え、対策が必要かどうか?どんな対策が有効か?などについては、自分では中々見極められないものです。

相続のことが気になるようになったら、「ウチは大丈夫か?」という意識で、専門家に診断を依頼して見ることをおススメします。

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今回は、「相続トラブルで多いもの」について概説しました。

遺言や相続に関することって、知っているようで知らなかったり、曖昧だったりすることが意外と多いと思います。

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