Vol.26|「相続対策」|「うちは家族仲がいいから」は、アテにならない。その理由とは?|静岡市清水区の遺言相続専門行政書士が概説

コチラでは、遺言書や相続手続きなどについて解説しております。

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「うちは家族仲がいいから」。ホント?対策しなくて大丈夫?

とある遺言書作成を促す内容の短編動画がありまして。

その動画では、「うちの家族は仲が良いし、相続で揉めるはずはないから、遺言書は必要ない」と考える家族のことを例として取り扱った内容となっています。

現実に、

「うちの家族は仲がいいから」

と思い込み、遺言書を作成しておく等の対策をしなかった結果、予想に反して揉めてしまうというケースはよくあるようです。

とある相続に関する調査でも、相続を経験した人の5人に1人はトラブルを経験しているとの結果が出ていますので、相続について無策でいることは、一定のリスクを内包していると言えます。

考えてみると、親が高齢化し、子供も独立してそれぞれの家庭を持ち、盆と正月くらいにしかお互い顔を合わせることがない・・・といった状況だと、お互いの事情について見えていない部分が多いでしょうし、いざという時に揉めてしまうのもある種納得できます。

家庭を持つと、子供の成長や住宅の購入など、経済的な変化が度々訪れるでしょうし、様々な事情を抱えている事もあると思います。

兄弟家族と言えども、何年も離れて生活している中で、互いに抱える事情をそこまでは把握していないことの方が多いでしょう。

こんな状況下で家族が亡くなり、財産について話合うときは、それぞれの主張の中にそれぞれが抱える事情が入り込むのでしょうし、家族仲良く、お互い譲り合って…とばかりは言っていられないこともあると思います。

「家族仲が良い」と思うのであればこそ、事前に話し合いの機会を持ってみたり、専門家にアドバイスを求めたりして、なるべく遺言書を作成しておくことで、望まない揉め事を避けることが出来ます。

相続に関することは、高い関心事である一方で、経験する機会が殆ど無いため、全てを自分だけで進めていくのは、中々大変な事が予想されます。

当事務所は、静岡県静岡市で遺言・相続専門の行政書士として日々業務をしておりますので、相談や助けが必要なときは、いつでも「にしがや行政書士事務所」へお問い合わせ下さい。

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